レニンアンギオテンシン系とは?
こんばんは(^▽^)/
皆さん今日もお疲れ様でした。
では今日はレニンアンギオテンシン系について話していきます。
私たちの祖先は海で生活していたのをご存知ですか?
そして約3億年前に陸での生活を始めたとされています。
もともと海水の中(塩水の中)で暮らしていましたが急に塩がとれない
状況になったわけですね。
今みたいに誰でもかれでもスーパーやコンビニに行き
いつでもあたりまえに塩分を摂取できるはずなんてなく
一から年月をかけて作らないといけないわけですが
それも十分な量を毎日とれるとは限らないですよね?
今日は塩を摂取できたとしても、明日、明後日も
塩を摂取できるかなんてわからないですよね?
まず塩が体にもたらす効果を簡単におさらいします。(血圧について)
塩を摂取すると血中の塩分濃度が上昇します。
塩分濃度が高まると体は血液の濃度を一定に保とうとして水分を増やします。
水分が増えると血管にかかる圧力が上昇し血圧が高くなるという仕組みです。
あたりまえに昔の人は塩を摂取できる機会がすくないですよね?
しかし、血圧を保たないと死んでしまうわけですよね?
これは困りましたね、、、
昔は血圧が保てず亡くなった人も多かったと言われています、、、
そこで人間の体とはすごいものでそれに対応しようとし
レニンアンギオテンシン系の仕組みが発達しました!!!!ヤッター!!
レニンアンギオテンシン系とは
体内の水分や、塩分が足りないと腎臓にある傍糸球体装置から
レニンという酵素をだし血中のアンギオテンシノーゲンから
アンギオテンシンⅠという物質を作ります。
アンギオテンシンⅠはアンギオテンシン変換酵素(ACE)により
アンギオテンシンⅡに変換されます。
アンギオテンシンⅡは血管を収縮させる(血圧上昇)とともに副腎皮質から
アルドステロンを分泌させます。
アルドステロンは体内にナトリウムの吸収促進作用があり血液量増加(血圧上昇)
します。
と、いう感じなんですけど要は多少塩分を取れなくても
血圧を維持できるメカニズムを体が長い年月をかけてつくっちゃったわけなんですね。
でもここ100年くらいの人間の生活はどうですか???
ラーメン、うどん、ハンバーガー、ポテチなど、、、、、
好きな時に暴飲暴食の暮らしですね、、、苦笑
もともと塩を多く取らずとも血圧維持できるシステムがあるのに
さらに塩を過剰摂取してしまうとあたりまえに高血圧になってしまいますよね?
それで最近はかなり心不全、心筋梗塞になられる方が多いですね、、、
何億年もかけて作られたメカニズムにここ100年くらいの生活が
勝てるわけもないですよね、、、
(この生活を人間がさらに何億年と続けていくともしかすると
塩分を過剰に排泄するシステムが体内に搭載されるかもしれませんね(*_*;)
まあそれが搭載されるかも分からないですし搭載されたとしても
間違いなく私たちはこの世にはいませんね(笑)
なので塩分には気をつけて食事してくださいね!!
浮腫みにもつながりますので!!
余談なのですが浮腫みにはバナナ(カリウムあるため)が効くと言われており
1年くらいバナナを食べていますが効果を感じられません、、、(笑)
結局は塩を摂取しすぎない!!に尽きますね、、、(笑)
なんとなくレニンアンギオテンシン系について理解していただけましたか?
今回はここまでにします(^^♪
ご覧いただきありがとうございました。