心電図ってなに?モニター心電図と12誘導心電図の違いとは?(ちょ~初級。誰でもわかるアウトラインを理解しよう)
心電図とはちょ~簡単にいうと心臓が動いているかどうか確認するためのものです。
たったこれだけです。
そのあとに、動いていたらその動きは規則正しいか?
規則正しくないけどこれは対処しないといけない?
それともほっておいても大丈夫?っとなっていくわけですね。
モニター心電図と12誘導心電図とのちがいは
1方向から心臓を見るか12方向から心臓を見るかの違いです。
ほんのちょっとだけ心電図を簡単に説明します。
☆心電図
心臓は筋肉の塊で電気によって動いています。その電気の活動を記録するものです。
心機能の低下や虚血があると心臓は規則正しい電気の活動ができなくなります。
その結果みなさんもよく聞いたことがあると思いますが不整脈が出ます。
それを観察し心臓の血管が詰まっているとか発見できたりします。
基本的には心臓は
右房の洞房結節が最初の電気信号をだし房室結節→ヒス束→左脚・右脚→プルキンエ線維と電気が進んでいきます。
洞房結節→房室結節→ヒス束→左脚・右脚→プルキンエ線維
これが正常な順番で正常な波形になります。
心拍数は基本的には60~100回/分が正常といわれています。
なので一分間にこの波形が60~100回でれば異常なしということですね。
P波→心房の興奮
QRS波→心室の興奮
T波→心室の興奮の余韻
この3つだけ知っておけばどこが機能していないかを大まかにわかることができますね
基本的には心臓の病気で入院してる患者さんはモニター心電図を24時間着用してもらい1方向から常に心臓を観察しています。
もし、重大な不整脈が出現した場合12誘導心電図を使って12方向から心臓のどの部分が原因となっているかを確認します。
アウトラインを理解できましたか?(⌒∇⌒)
次の機会に今よりちょっとだけ詳しく心電図の読み方等更新していきます。